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2010/05/28
【from Paris】夏を告げる音楽祭「Fête de la misique」
窓を開ければ、パリのあちこちから音楽が聞こえる...
6月21日はフランス人にとって大切な日。一年でいちばん日照時間の長い夏至であり、国中が音楽に包まれる「Fête de la misique フェット・ド・ラ・ミュージック」の日でもある。今年で29回目を迎えたこの音楽祭、プロアマ問わずたくさんのミュージシャンが参加して、コンサート会場はもちろん、公園やカフェ、路上など、至るところで無料コンサートが行われる。ロック、ポップスはもちろん、クラシックやワールドミュージック、ジャズ、テクノなど、ジャンルもさまざま。
発足当時の文化大臣ジャック・ラングは、ミッテラン大統領による社会党政権下に文化イベント企画に手腕をふるった人物。彼の主導のもと、一日中街に音楽があふれる、という過去に例のないこの「Fête de la misique 」は大成功をおさめ、今では世界100カ国以上で同様の音楽祭が開催されているという。
音楽祭の当日、アパルトマンの窓を開ければ音楽があちこちから聞こえてくる。本格的に盛り上がるのは夕方以降。公式サイトや当日の新聞で発表されるプログラムでお目当てを探してもいいし、さながら路上クラブと化す若者地区・マレやオベルカンフで盛り上がるのもエキサイティング。目的を決めずに街を歩いて、お気に入りのグループを見つけるなど、楽しみ方は自由自在。
取材/宮方由佳