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2010/04/16
パリで舞台を観よう!【from Paris】
フランス語が分からなくても楽しめる
17世紀のラシーヌやモリエールに始まり、ベケットやイヨネスコ、現代ではパトリス・シェローやベルナール=マリー・コルテスにいたるまで、あまたの劇作家を輩出してきたフランス。「さすが芸術の国」と片付けるのは簡単だが、フランス人にとって演劇がごく身近な娯楽であることを考えれば、納得がいく。 実際、パリの街には、いたるところに大小の劇場があるし、評判の高い舞台はゴールデンタイムにTV放映されるほどだ。かのマリー・アントワネットも、自ら舞台に上がって演技するほどの演劇狂だったという。
パリに着いたら手はじめに、街のキオスクで情報誌「パリスコープPariscope」を入手し、情報をキャッチしよう。メトロの駅にもたくさんのポスターが貼ってあるから、それを見て探してもいい。どうしても観たい演目の場合はインターネットやFNACというチケットセンターで事前に購入しておきたい(PRESS PARIS編集部にてアテンド応相談)が、何でもいい、という方には「キオスク テアトルKIOSQUE THEATRE」(写真下)での購入がおすすめ。パリではマドレーヌ寺院横とモンパルナス駅前にあり、いろいろな劇場の当日券(通常15〜30ユーロ程度)が、半額近い価格で手に入る。「フランス語の作品はちょっと...」という方もご安心を。演目さえうまく選べば問題ない。例えば、「レ・ミゼラブルLes Misérables」など有名な作品はあらすじを予習すれば十分楽しめるし、「テアトル ドゥブールバールthéâtre de boulevard」と呼ばれる大衆演劇なら、浮気など男女間のドタバタを描いたたわいのない筋書きだから分かりやすい。また、 「コメディー・フランセーズ Comédie Française」(写真上)は、モリエールなどの名作を17世紀から上演してきた歴史があり、劇場だけでも一見の価値がある。 取材/宮方由佳