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2010/01/14
雪、降り続くパリの街【from Paris】
知られざる、冬の顔
フランスにはこんなことわざがある。
「冬の1日を過ごしたものは、不倶戴天の敵をひとりやりすごしたと同じだ」
そこまで敵視しなくても・・・と思われるかもしれないが、それはフランスの冬を知らないからである。特に、パリは北国である。冬の日照時間は少なく、どんよりとした空が一日中、街を覆う。底冷えが激しく、噴水の水も凍るほどの寒さだ。今年は、年明けからあいにくの空模様。約2週間、雪の日が続いている。この寒さ、しばらく続きそうである。
一方で、こんなことわざもある。
「雪が多い年は豊作だ」
またこうも。
「冬が暖かくて、夏が寒いときは決してよい年ではない」
厳しい寒さを乗り越えてこそ、春や夏がより実り多いものとなる。花の都パリも、この冬があってこそ、より美しく輝くのである。
写真/神戸シュン、文/竹内和司