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2010/01/01
パリが新年を迎えた瞬間【from Paris】
「比較的静か」な幕開け
大みそかを家族団らんで過ごす日本に比べ、友人同士パーティーをしたり、店で騒いだりすることが多いフランス。そんなわけで31日の夜、カウントダウンを行うパリのクラブやレストランは人でごった返す。(大みそかの17時から元旦の昼までメトロやバスは無料)
パリの中で特ににぎやかなのが、エッフェル塔周辺とシャンゼリゼ大通り。2009年は建設120周年ということもあり、エッフェル塔では記念イベントとしてレインボウやトリコロールの華やかなイリュミネーションが行われた。一方のシャンゼリゼは、通り全体が歩行者天国になり、皆で集まって騒ぐのが伝統的。数十万人が一度につめ掛けるので辺りは大混雑。酔っぱらいもうようよいるが、それもご愛嬌。知らない者同士で盛り上がるのも楽しみのひとつ。
そして、ついにカウントダウンの瞬間。みんなで秒読みするが、息がまったく合わず、なしくずしに年明けを迎えるのはいかにもフランスらしい。あちこちで持参のシャンパンやワインが勢いよく開けられ、「Bonne Année(良い年を)」と叫びながら、ビズ(頬へのキス)をし新年を祝う。
ここ数年、スリや乱闘など治安の悪さが問題になっていたカウントダウンだが、2010年は全国で4万人以上の警察や警備員が出動した甲斐あり、(サルコジ大統領の言葉を借りるなら)「比較的静か」に新年を迎えることができたのである。
取材/ Yuka MIYAKATA