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2009/12/10
気をつけろ! パリジェンヌに狙われている

まるでゾンビのようなしつこさ・・・
昨年から公共施設、レストラン、カフェなどが完全禁煙になったパリ。スモーカーたちは屋外に追われ、カフェではテラスで、勤め人たちは屋外で一服する姿が目立つ。追い討ちをかけるかのように、タバコ代の上昇も著しく、現在マルボロが5.30ユーロ(約750円)。今後も値上げが検討されているという。そんなわけで、路上に出るとタバコに飢えたパリジャン、パリジェンヌたちがゾンビのように襲いかかってくる。ポケットからタバコを取り出すやいなやどこからともなく声がかかる。ふりむくと、見知らぬ輩が満面の笑みで「Mousieur s.v.p(ムッシュ、シル・ヴ・プレ)」と手を差し出す。それを見た別の輩が、たて続けに声をかけてくる。断わろうものなら、「ケチ!」と軽蔑され嫌な顔をされる。助け合いの国とはいえ厚かましい限りだ。どれほど多いのか、実際に男性記者が街に立ってみたところ、たったの15分で2人に声をかけられていた(2人のうち、1人は女性。フランスでは、女性の喫煙者がとりたてて多い)。今後、値上げとともに「1本ください攻撃」は勢いを増すことが予想される。愛煙家のみなさん、パリに来るときにはタバコ1カートンを忘れずに。