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2.『なんちゃってジャポネ』
May 25, 2009
パリの想い出になんちゃってジャポネはいかが?
SUSHIやSASHIMIがワールドスタンダードとなって久しい。日本食ブームの先鞭をつけたパリには、700軒とも800軒とも言われる日本食レストラン(ジャポネ)が群雄割拠する。ブーム以前の80年前半には市内で50軒ほどであった。それと比較すると、流行の規模が理解できるだろう。しかし、この状況にあって実際に『和食』を提供するレストランの軒数は80年代のそれとさして変わらない。では残り9割以上の日本食レストランは一体?。実は、利に目ざとい華僑が経営する『なんちゃってジャポネ』レストランだ。ダシも具もない、お湯に味噌を湯がいただけの味噌汁や、インディカ米をムリヤリ圧縮して、得体の知れない魚片を海苔で巻いたMAKIと称れれる料理は、今のところパリで通用しているが、それは『日本食』であって『和食』ではない。東洋人の顔で「イラサイマセ・・・」と接客すれば、フランス人には分かりゃしない。ただし、この手の『なんちゃってジャポネ』は、店構えやその屋号から容易に判断できる。◯◯RAMAやYAKI◯◯というネーミングがその王道だ。TOKYOやOSAKA等の地名、またFUJIKOやHANAKO等、◯◯KO系も九分九厘なんちゃって。そのほかMIKADO、BUSHI-DOといったステレオタイプな固有名詞もなんちゃってといって間違いない。とはいえ、これもある種パリ名物。パリの旅の想い出にいかがでしょうか、世にもエキゾチックな『なんちゃってジャポネ』は?なんちゃって。?