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Update 2010/03/19
フランス映画祭が閉幕【from Tokyo】
バーキンをはじめ、
現代フランス映画を代表する
顔ぶれ揃う
5日間に及んだフランス映画祭がついに閉幕した。オープニングの記者会見では、主催のユニフランスの代表レジーヌ・ハッチョンドさんの後、団長を務めるジェーン・バーキンが挨拶。「桜を楽しみに来たのよ。残念ながら少し早かったようね。でも、ここに集まってくれた人たちの笑顔が私にとっては桜の花びらね」と記者へのリップサービス。また自身が主演する映画「テルマ、ルイーズとシャンタル」の紹介と同時に、自らが日本の溝口健二監督のファンであること明かした。
質疑応答では、「フランス語はどうやって覚えた?」という記者からの想定外の質問が飛び出したが、「私はゲンズブールの腕の中で覚えたわ」と会場を沸かせながらも「フランスに来て40年になるけど、いまでも間違いだらけよ。でも、怖がらないでフランス人に話しかけてみることが大切。フランスは、求めればしっかりと包みこんでくれる国よ」とフランスをきっちり売り込んだ。
感極まるファンがいる一方で・・・
続いて催されたレッドカーペットでは、バーキンをはじめ、多数の関係者が登場。2008年カンヌ祭パルムドール作品『パリ20区、僕たちのクラス』のカトリーヌ・コルシニ監督や、『アメリ』監督ジャン=ピエール・ジュネ監督、また俳優では、ともにセザール賞受賞者のマチュー・アマルリックやセシル・ドゥ・フランスらなどフランス映画を代表する顔ぶれが揃った。会場は一気にヒートアップ。あちらこちらから、「マチュ~! マチュ~!」とか「セシル~、こっち見て~!」といった黄色い声援が飛び交ったことはいうまでもない。
しかし、そんな豪華ゲストに感極まるファンがいる一方で、観客の中からは「あの人だれなの? 知ってる? フランス人全然わかんないんだけど」という声もチラホラ聞こえてきて・・・。さっきキャーキャー騒いでたのは何だったの。(ちなみに読者の皆様、左の方々の名前言えますか?)
たしかに、日本では、フランス映画まだまだニッチな存在。テレビつければ、どこかのチャンネルでやっているハリウッド映画が日用品なら、配給も少ないフランス映画は嗜好品といったところか。次はオドレイ・トトゥ辺りに来てもらって、もっと存在感を示しますか。
撮影/都筑清、文/竹内和司
◇フランス映画祭
3月18日~22日、六本木ヒルズにて開催中